「…どこも死体転がってへんから…、肉を確保出来んくなって…」
「ぶっふぉ!?べっ…、別に気に入っとる言うとらんやん…!?」
山井が裏飯屋に行く道中出会った妖怪肉吸い。
関西弁なので元々西の方出身なのかもしれない。
(紺より遥かに大人しい関西弁で、よく語尾がフェードアウトしていく)
空腹で朦朧とした状態でいたのを保護された。
人肉も食べるが、牛肉豚肉等も食べれる。ハンバーグ等で加工した方が好き。
肉が手に入らない時は野菜や米で食い繋ぐことも出来る、結構人間の街に慣れている妖怪。
腹さえ満たしていれば無害ということで山井の家に居候することになった。
日中は裏飯屋で神室と恋バナしながらタダ飯を食い、夜は山井の家で寝るといった生活をしている。
「あんな悲しい食事…無いで…」
「幸せになる自信は…あらへんわ…」
昔は人間を襲って食べる普通の肉吸いだった。
過去に殺し屋のボスに雇われ、証拠隠滅として死体を食べていた。
しかし、仕事中にボスが殺され、ボスの命令で遺体を食べて以来、人肉を食べることを避けてきた。
また、生きている人間を食べることもボスとの約束で禁じてきたのでそれも守り続けている。
山井の家に居候して空腹が満たされる日々が続いていたが、次第に愛情に飢えてくるようになった。
しかしボスとの生活では常に仕事仲間という関係だった為、甘え方がよく分からず甘えられない。
後に山井からプロポーズともとれる言葉を言われ、『一番いいカタチのハッピーエンド(神室談)』を迎えることになる。
普通にキスをするとうっかり内蔵を吸いそうになるので、唇を舐めることでキスということにしている。
妄想CV:宮野真守