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579a0461a4efbd4055d45fdaaaa04163はねぽちさんの創作っ子
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狐六助

妖怪パロバージョン

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プロフィール

フルネーム
狐六助
フリガナ
キツネロクスケ
登場作品
妖怪パロ
年齢
100歳はいってる
誕生日
1月6日
性別
オス
身長
164cm(耳は含めない)
体重
普通(尻尾は含めない)
出身地
ある山の大きな桜の木がある社
一人称
「俺」
二人称
「お前」「あんた」「先生」
Medal button
 

「この陰陽師先生を喰いたきゃ、俺を倒してからにするんだなぁ」

◆Profile
2尾を持つ化け狐。山の小さな社に住み、麓の村に悪さをしていた。
村に呼ばれた陰陽師先生により厚生させられる。
先生のいうことは一応きくものの、自由気ままで自分勝手なところがある。

言祝小福:陰陽師先生。相互利益のために契約しているが、少しずつ心を許していく。

  1. (c:191161)

    「俺ぁ先生じゃなくて、供給が絶たれる心配をしただけですから。勘違いしねぇでくだせえ」


◆Personality
種族:妖狐
特技:妖術(桜の妖力)

好き:油揚げ、稲荷寿司、桜餅、お団子、桜、女
嫌い:説教、人間

恋愛経験:無し。妖力を取り込むための性経験はあり。
性感帯:腰、耳、尻尾の付け根

住んでいた社の桜の木を力の源にしている。
社を離れると妖力不足になり、動けなくなる+発情期みたいな状態になる呪いを
大昔別の陰陽師に受けたため外界に出ることができなかった。
陰陽師先生は自分の妖力を供給し六助を連れ出すかわりに、六助に式神の契約を結ぶよう条件をだした。(あと油揚げ)

ちなみに妖力供給はキスだったりえっちだったり。


◆Story

悪い妖狐に説教するため、都からやってきた小福は生贄に変装する。
しかしその変装は狐六助にバレてしまった。

「舐めてもらっちゃ困るぜ」

妖術で固まった先生に鋭い爪やら歯やら見せながらじわじわ歩みよる六助。
クイっと長い爪で顎を持ち上げ、ふわりと大きな尻尾が小福の体を包んだ。

「どうやって食ってやろうか」
「ふん、よく吠える犬だな」

小福はここに来る前に六助のことを調べていた。
そして、社から動けない六助を少し哀れに思っていた。

小福は自分の妖力を供給し六助を連れ出すことにし、
かわりに式神になるよう条件をだした。

***

都に帰った後、初めて小福の正装姿を目にした六助はぎょっとする。

「先生、そりゃぁ…」
「これか?宝物だ」
「あ、ああ…そうなんですかい…」

綺麗な桜色の羽織。
目線を逸らす六助。その頬はほんのり赤かった。

(…こいつ、あの時の子供か…!???)

昔、呪いに逆らおうと社から出たことがあった六助。
しかし、やはり妖力は尽きかけてしまい、人間形態も維持できない有様に。
狐形態でよろついてたところで、運の悪いことに普段なら絶対かからないような
低級陰陽師の罠にまでハマって足を怪我してしまう。

そんな六助を、通りがかりの子供がみつける。

六助を普通の狐だと思ったその子はすぐに手当てを開始した。
術の残骸がまだかかってる傷口を見る。

「低俗な術だな……」

解呪し、怪我そのものは布を巻いてその辺で薬草とって通常の手当てをする。

「実はぼくは陰陽師なのだ」

子供は狐相手にどやっとした。

***

ぽつぽつと雨が降ってきた。
子供は森の社で一晩明かすことにした……

「綺麗な毛並みをしているのだな、きみは」

子供が寝に入りしばらくすると、狐はそっと近寄りキスをした。
陰陽師なら妖力を宿している。つまり経口摂取ができる。
妖力が回復した狐は白い煙に包まれた。
煙管を持った手が現れ、耳しっぽがふわっとなびいて月明かりに照らされた妖孤がそこにいた。

一服吸ってふうっと吐き出す。

「ありがとうな、食わないでおいてやるぜ」

六助の着ていた桜色の羽織が桜吹雪になり、子供に向かっていくように降り注ぐ。
羽織をかけたのを見届けると、六助も姿を消した。

朝起きた子供が羽織りに驚くと同時に花びらを拾い上げる。

「桜………?」

何かを察した子供は、後でその花びらを術で固めて首飾りにした。

妖怪から呪いを受けた小福、その場は何とか切り抜けたものの、
この呪いは助からないと六助は察する。

(…100年生きたし、もういいか。子供の頃に助けてもらったしな…)

「一晩寝れば直るレベルのちゃっちい呪いですぜ、今は大人しく寝て下せぇ」

朦朧としている小福にそう声をかける。

(嘘だ)

生半可な呪いではないと自覚している小福は、
六助が気休めで言ってくれたのだろうと思った。
自らに死が迫っていることを感じつつも、どうすることもできずそのまま眠りにつく。

それを見届けた後、六助は全ての妖力を小福に捧げ始めた。

***

苦しい中、ふと、温かい光を感じた。
ゆっくりと目を見開く小福。

半分夢見心地の中、六助の顔をみる。

「またどこかへ行くのか?六助……」

うつろなまま声かけながら手伸ばして頬撫でた。

「…そばにいますぜ」

微笑む六助。

「そうか…おいで」

小福は笑って六助を抱きしめ、なでた。
二度と会えないと直感した。
最後に毛繕いしてやれなかったことが心残りだから手櫛で撫でて整えてあげた。

そしてまた眠りにつく。

「……」

この最後のやりとりが記憶に残っては
小福が自分が消えた理由を察してしまうだろうと思った六助は、この時の記憶を消す。
ただ、式神が主人にかける妖術にしては高度すぎて、
この記憶操作は本人に感づかれると解除されてしまう半端なものだった。

しかし六助は今までのやりとりから「命を懸けてまで他人を助けることはしない奴」だと思われている確信があった。

(きっと、先生は元気にやってけるだろう…)
(さよならですぜ、先生…)

***

小福が目を覚ますと、呪いはすっかりと消えていた。
そして、六助の姿も消えていた。最初に会ったあのときみたいに。

小福が着ていた羽織は六助が消滅したため、存在を保てず一緒に消滅した。

「六助…?」

(また気まぐれにどっかいってしまったんだろうか、いつかまた会えるかもしれない)

六助に関するいろんなものが消滅したが、小福の首飾りの花びらだけは残っていた。
加工時になんらかの作用があって奇跡的に残った。

***

数日後、元気になった小福は、
何故か六助が使っていた術が自分も使えるようになっていることに気づく。
妖力の感覚がおかしい…と薄々違和感はあった。

六助は自分を助けるために妖力を全部捧げて消滅したのだと察してしまう。
それを引き金に消された記憶のことも思い出す。

「馬鹿だなあ…」

ぽろぽろ泣く小福。

(あの子は優しい子だから…)

反魂の術を使う陰陽師と一人対峙する小福。
しかし、桜の首飾りを盗られ、それを媒介に反魂の術で六助が敵として蘇ってしまう。
六助の魂とか妖力とか大元の大事な部分は小福の中にあるため外側だけの空っぽの存在。

「妖狐よ、その陰陽師を倒してしまえ!」

***

なんやかんやで小福はダーク六助を反魂浄化して、復活した六助を抱き止める。
まだ意識は覚醒してないけどちゃんと息をしてるのに気付いて涙が零れる小福。

六助を結界の中に寝かせ自分は最後の戦いへ。

戦いの最中で再びピンチになってしまった小福だったが、
本能で勝手に体が動いた六助が駆けつけ、助けに入る。

「小癪な!妖狐めっ」

敵の陰陽師が六助を指して忌々しくいう。

「『六助』だ」

小福が自信を持ってそう返し、最後に2人で一緒に攻撃決める。

***

戦いの後…
駆けつけてくれた六助に改めて喜ぶ小福だったが、
六助の態度がなにかおかしい。

じっと警戒する目で小福を見る。

「誰だあんた」

冷たい声だった。

びくっとする小福。
その一瞬で恐怖とか驚きとか悲しさとか色々感情が駆け巡る。

六助は記憶を失っていた。

(でも警戒してるのは六助の方だ…怖がらせないように…)

頑張っていつも通りの態度で用件だけ伝えた。
小福から事情をきいて一応は理解する六助だが、警戒が解けない…

(本来ならあれが永遠のお別れだったから、また会えただけでも…)

小福の後を、距離をあけてついていく六助。
小福と記憶をなくした六助の新しい生活が始まった。

***

<数年後>

ある程度関係が改善されたころ、2人で月を眺めた晩。

「昔子供に助けられたことがあるんです」
「……覚えているのか……?」
「…?遠い昔のことで先生には関係ねぇ話ですぜ」
「聞きたい」
「…昔、陰陽師の子どもに出会ったことがあったんです。
 本来なら食べるところでしたが、妙に世話を焼くのでしぶしぶ同行しました(嘘)
 その後、神社に着いたら寝ちまったので俺ぁどろんしましたがね。あの時もこんな月でしたなぁ……」
「そうか……」

2人は、月を見上げた。