種族:人間
職業:UMAの研究課所属の職員
能力の有無:無
容姿↓
くすんだ金色の髪を後ろで束ねている。癖ッ毛。
瞳もくすんでおり、青緑色。常に気だるげ。
不健康な白い肌。
視力が非常に弱い。足首から下がない。
性格↓
年齢に見合った幼さを見せることもあるが、基本的には掴みどころがない。張り合いもない。
排他的であり、人間に対して憎悪に近い感情を向けることもしばしば。
機械に執着しており、自分が生み出した作品を「俺の子」と呼び慕っている。
「俺はシクステン。よろしくー」「俺の子に勝手に触んないでよ。壊したらもうこのラボ入れないからな」「だから人間は嫌いなんだよ」
その他↓
いわゆる天才と呼ばれる人間。
その才能は機械工学で主に発揮されるが、人の心理を推察するという側面でも顕著に表れた。
人の感情が分からないことがない。何を思ってるのか何を感じているのか、即座に判断できる。
単純に頭が良すぎる結果なので、何か超能力があるわけではない。
来歴↓
家族構成:父、母、自分
普通の子供より早く言葉を覚え、人一倍好奇心が強い子に育つ。
幼い頃から人の表情、声色などを観察することを無意識にし、それで嘘やおおかたの感情を見抜けるようになった。
その才能はシクステンにとっては当然であり、単純な疑問として他者に問いかけた。「何故喜んでいるのか」「何故嘘をついたのか」「何故動揺したのか」。その結果、周りの人間はシクステンを化け物と呼び、両親はシクステンを忌み嫌うように。
何処かに出して後ろ指を指されるくらいならと歩けないようにした。
そんなに分かってしまうなら、人の表情なんて分からなくて良いと目を潰した。
他にも様々な暴力に晒されたが、両親は都合よくシクステンをお互いが嘘をついていないか、感情を偽っていないかを探る道具として喧嘩中などは扱うようになる。
家族の間には亀裂が入り続け、シクステンが気付いた時には何もかもが手遅れだった。
両親は離婚。シクステンは父に引き取られたが、まるで厄介な物を隠しておくように家に閉じ込められる。しかし幼少の頃から科学に触れ、様々な功績を残していたシクステンを世間が放っておくわけがなく、様々な研究所にたらい回しにされたり、学校に行かされたりもした。何故研究所を転々としていたのかと言えば、”誰も化け物と仕事なんてしたくないから”。学校でも遠巻きに見られるばかりだった。
次第に追い詰められたシクステンは、家族が欲しいと願った。家族を作ろうと思った。
その結果できたのがプシュケー。9歳の頃だった。
そして人工的に不明生物を生み出したことによりメーティス研究所に勧誘され、父親も住み込みになるという話を聞き、押し付けるかのようにメーティス研究所にシクステンを預けた。
18歳までメーティス研究所で研究を続け、UMAに引き抜かれたのが1年~半年前。
その他2↓
目が悪いのは潰されかけたから。
足首から先がないのは最終的に切り落とされたから。
身体中に虐待されていた時の傷痕が多く残っているが、本人は気にしていない。機械が弄れればなんでも良い。