Missing thumb伏見🦊さんの創作っ子
80628390fe962a7b412b54f34ed9d66c

柳楽 雅

    80628390fe962a7b412b54f34ed9d66c

    プロフィール

    フルネーム
    柳楽 雅
    フリガナ
    やぎら みやび
    年齢
    26
    誕生日
    12月29日
    性別
    身長
    168
    出身地
    日本
    一人称
    Medal button
     

    ▪️ソープスクール-HO3▪️

    STR -
    CON -
    POW -
    DEX -
    APP 10
    SIZ 12
    INT -
    EDU -


    ふわふわとした喋り方をする穏やかな青年。滅多に怒ることも無く、どんだけ生徒がやんちゃして怪我してきても危ないからこれからは気をつけるんだよ、くらいで終わる。サボりで来ても「他の先生にはナイショだよ」と優しく迎えてくれるので、生徒からは保健室ならぬ「休憩所」とも呼ばれていたりとかなんとか。
    保健室にはチョコが常備されている。仕事の間に摘んで食べたり、来た生徒にあげたりする。
    左手の薬指に指輪をしてるので結婚してるのか…?と噂されているが本人に聞いても「秘密〜」としか言わない。
    趣味は読書と人間観察。
    好きな食べ物はプリン。嫌いな食べ物は辛いもの全般。

    ▼自宅関係
    従兄弟- (c:245048) (ぽめろんHO4)

    STR 13
    CON 15
    POW 11
    DEX 9
    APP 10
    SIZ 12
    INT 14
    EDU 15

    雅の両親も互いのことを愛してなどいなかった。父親は若くして企業したエリート社長。母親は自らの体を売り稼いできた売春婦。母は父の金を目当てに、父は容姿端麗だった母を妻に迎えることで周囲の印象を良くしようとする、という利害関係の元、愛のない形だけの結婚をした。だから父もその後母親のことを気にもとめなかったし母も売春婦を辞めることはなかった。そんな2人の間で行為は一度も為されることはなかった。
    雅が生まれた時には既に母親には父親より大切な人がいた。雅は、誰との子かも分からなかった。しかし、雅がいると気づいた頃にはもう中絶出来ない段階で産むしかなかった。母親は雅が生まれてすぐに疾走。雅は母親の顔を知らずに育った。
    雅は父親の元に置いていかれたが、父親も血の繋がりのない子どもに時間を割く気など毛頭なかった。幼い頃はベビーシッターを雇い世話は全て任せていた。父は仕事でほとんど家にいないので小学生にあがってからはもう自分のことは自分でやるようになった。だから父親ともまともに喋ったことがなかった。
    家のことは自分でやらなきゃいけなかったから毎日寄り道もせずに帰った。周りも噂で家庭事情を聞いていたのか学校でも一人でいる雅に近づく子はいなかった。家でも学校でもひとりぼっちだった。
    雅が中学生になった頃、父親の会社が倒産。多額の負債に耐えきれなくなった父親は首吊り自殺。ある日、雅が起きてリビングに向かうと、父親の首吊り死体があった。でも不思議と、なんの気持ちもわかなかった。涙も一切出なかった。人間ってこんなに脆いものなのだとただただ理解した。
    1人になった雅は父の親戚をたらい回しにされる。そこで人との関わり方を覚えた。時には気前よく、時にはおだて、これからひとりで生き抜くために。もちろん誰一人として雅にいい思いを抱く人はいなかった。けれど最低限の暮らしは保証された。それでよかった。死ななければそれでいい。
    学校では友達と呼べる人はいなかった。話そうとすれば話せる。ただそれだけの関係。親戚を点々としてたので転校も多く、仲良くなる必要なんてないと思ってたので関わらなかったし周りもそんな雅に関わろうとはしなかった。
    唯一、とある学校の保健室の先生だけはやけに気にかけてくれていたような気がする。素っ気なく返しても笑って返してくれた。ことある事に構いに来てくれたような気もする。その学校も1年ほどで転校になりそれ以来会ってないし、その先生の真意も結局分からなかった。
    それだけがずっと心に残っていて、理解できなくて。あの人と同じようになれば分かるのだろうか。そう思った。だから先生になった
    相手のテンポにあわせて話すのは得意だったからなんだかんだこの仕事は雅の身にあっていた。怪我をした生徒には手当をし、悩みを抱えた生徒には優しく話を聞いて相手の望む言葉をかける。
    でもやっぱり、あの先生の気持ちは全く分からなかった。
    それから暫くして出会ったのがあの少女。一目見て、話をして、すぐに分かった。この子は自分と同種の人間だと。
    この子であれば、あの先生の気持ちも分かるかもしれないと、そう思った。
    よく話をした。他愛もない話から、いつの間にか自分の生い立ちの話まで。なんでそこまで気を許したのかは分からない。でも気づいたらぽろりと、口から出ていた。
    彼女はそんな僕を皆が見てくるような可哀想だとか、そんな目で見ることも無く、ただ真っ直ぐに「僕を愛す」と言ってくれた。だから僕もこの子を愛すと決めた。愛なんて分からなかったけれど、でも愛してみせると。君がずっと欲しかった愛をくれると言ったから。
    ああ、もしかして先生も、こんな気持ちだったのかな。
    そして、雅と女子生徒は所謂恋人関係となった。別にどこかに行くでもない、保健室でお話するだけの関係だったけれど。でも約束した。卒業したら僕が連れて行くと。僕がずっと傍で愛してあげるからと。
    彼女が死ぬ一ヶ月前に指輪を贈った。婚約指輪とも呼べない、ただのペアリングだったけれど。それでも彼女は喜んでくれた。そんな彼女が愛おしくて、頬に口付けをおくった。とてもびっくりしていたけどそんな様子も可愛かった。これが「愛」だということを、僕はやっと理解した。
    でも彼女は死んだ。自らの意思で。僕を置いて。
    ああ、なんだ。やっぱり君も僕を愛してなんてくれていなかった。誰も僕を愛してくれる人なんていないんだ。
    でも何故だろう。それでも、この指輪は捨てられずにいる。

    柳楽…ヤギから
    雅…水仙の別名雅客から。水仙の花言葉「報われぬ恋」

    モチーフ:ヤギ


    <通過シナリオ>
    ソープスクール