世界リクワイア、キャルド星に潜かに存在する名前通り未知な部分の多い大陸、未知の大陸に住んでいるレーヨン族の1人。上半身は小さなウサギで前足を靴下のようなものから飛び出しているという不思議な格好をしており、どうしてそうなったのかなど謎がかなり多い。
リクワイアにはレーベンと呼ばれる、魔法を扱うために必須となる物質が存在する。しかし、そのレーベンも体内に蓄積しすぎると毒となり、生きる者の寿命を縮めるとも言われる。未知の大陸はそのレーベン濃度がとても濃く、その影響で住んでいる者はほとんどいないため研究や謎の解明が遅れているためあまり近寄られないと言われる。
未知の大陸に住むレーヨン族もまた、生まれた場所が場所なだけにレーベン濃度の薄い新天地へ行くという発想はなく、ひっそりと暮らすことを望んでいる―――が、エムルは好奇心旺盛な性格から外へと身を投げ出す。結果一時的に追放されてしまうわけだが、そこでフェシーたちと出会うことになる。
○以下ステータス
生まれながらの属性は無。レーベン濃度の濃い未知の大陸出身なだけに、魔法を扱うことはできる模様。
○服装など
ウサギである耳、前足と、半分以上体が埋まった靴下が大きな特徴。未知の大陸でも一応キャルド星生まれであるため、その証である青色の瞳を宿している。
僕という一人称から少々怯えることもあるが、慣れていくと怖いことにも立ち向かえるようになる勇敢な部分も見えるようになる。
年齢の割に大人びており、その秀才な頭で周囲を驚かせることもしばしば。