白軍2年生。一般部隊所属。色素の薄い髪に紫の瞳。ふてぶてしい性格で使用武器は斧。うなじに刺青がある。
水瀬財閥に引き取られた大勢の養子たちの一人(通称:水瀬の子)。
世代番号は「伍」。
※「水瀬財閥」「水瀬の子」については水瀬ジルのページをご参照ください。
ミッション系の白軍学校に通っていたが、須藤枢が在籍する学校へ欠員補充という形で転校してきた。
義兄であり、教官であった水瀬ジルと共に前線に配属される。
一般部隊所属だが、未だはっきりとどこの部隊に所属するか決まっておらず、そもそも急すぎて制服の発注が間に合っていないためまだ前の学校の制服を着ている始末である。
前の学校の制服は宗教色の強いデザインなので学内ではかなり目立ってしまっている。
その日によって所属する部隊が違うこともままあり、ふらふらと落ち着かない毎日を過ごす。
戦場では小回りは効かないものの凄まじい一撃を放つことができる戦斧で敵を殲滅する。
その破壊力で遊撃戦・掃討戦・撤退時の殿を任されることが多い。
自分が認めた相手・好いた相手でなければ例え目上の人物であってもふてぶてしい態度を崩さない+敬語も使わない+上官の言うこともあまり聞かないという困った生徒である。
ただし懐いた相手には比較的素直で、スキンシップを好む子供っぽい面もある。
転校先では実家が洋菓子店だった須藤枢に懐き(お菓子もらった)、しょっちゅう後ろをついて回るようになった。
義兄のジルにもよくなついており、彼の言うことならわりと素直に聞いてくれる。
戦うことに迷いはないが、時折人をたくさん殺めたことが恐ろしくなり泣き出してしまうことがあるらしい。
頭はあまり良くないが突然考え事を初めてしまう悪癖がある。
漠然とした将来への不安を感じているが、それに対してどうしたらいいのかが分からず、今はただ水瀬家の意向に従い行動する日々を送っている。
何をしたいのか。何をすればいいのか。
白軍のためなのか。水瀬のためなのか。
誰の為にこの戦斧を振り下ろすのか、まだ知らない。