Southern Cross 0章 自ら向かう道 

4e6dd022f7b780c86304383ef7b1a3f2 柊谷 信乃さんからのエピソード

ルミエクシオンとオプルキュリテを授かったアレクサンドラは、向かってくるカンパース軍を追い払うため、準備を始めていた。


ルミエクシオンとオプルキュリテを手にしたアレクサンドラはすっかり立ち直った。その次の日、カンパース軍がエルウェス王国フェーザロードを狙って都市グラディンスから攻めてきたとの情報が寄せられた。

ダヴィデ「うーむ……アレックスよ、覚悟はできとるか?」
アレックス「もう平気。」
ダヴィデ「そうか。なるべく大事に至らぬよう、深追いはするんじゃないぞ。」
アレックス「わかった。」
ダヴィデ「さあ、出撃するぞ!ノエルとサマンサを連れてくるのだ。」
アレックス「わかった。」

アレクサンドラは二人の騎士を呼び出し、戦争で自分を守るように依頼した。

アレックス「これからディートリヒと戦う。出撃したいんだけど、なるべく自分を守ってね。」
ノエル「何を言うかと思えば、自分を守れ、だと?それで騎士が務まるとでも思っているのか!」
アレックス「でも……」
ノエル「でもじゃない。私はあくまで主君であるあなたを護るだけのこと。エルウェスの未来はあなたにかかっている。」
サマンサ「ええ、ノエルの言うとおりですよ。ディートリヒごときにやられるアレックス様ではございません!」
アレックス「二人とも……!」
サマンサ「でも、笑うのが苦手だからって大泣きして感情表現しようとするのはやめてくださいね。」
アレックス「そんなことはしない!」
ノエル「冗談だ。さあ、いこう。」

ダヴィデ「連れてきたか。」
アレックス「ミランダは……」
ダヴィデ「回復役は確かに必要だな。よし、お主一人で呼んでくるのだ。ノエル、サマンサ、お主らはここに残ってアレックスを待っとれ。」
ノエル「はっ」
サマンサ「わかりました」

アレックス「ミランダ!」
ミランダ「アレックス様~!えへへ」
アレックス「……戦争だ、支度をしてくれ。」
ミランダ「戦争ですか……嫌ですねぇ。ですが私もアレックス様の部下の端くれ!お役にたって見せますよ。その剣を貸してください。」
アレックス「こっち?」
ミランダ「そうです、その鋼の剣を!」
アレックス「はい。……で、お前剣を扱えるの?」
ミランダ「はい!こう見えてすごく力持ちなんですよ!さあさあ、行きましょう!」
アレックス「あだだ、持ち上げないで~!」

アレクサンドラは三人の部下を引き連れてディートリヒに対抗しようとしていた。この三人は義理に篤く信頼できる。彼女らと共に戦場へと向かう。


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