『こどもに魔王ゲ・ヒオアを倒せなんて酷すぎる』 (こども) 

F10b7fa90a30844c6397403c078e50ac 天界音楽@小説家になろうさんからのエピソード

『こどもに魔王を倒せなんて酷すぎる』のパロディ。某所にて。


「追い詰めたぞ、魔王!」

 黒髪の少年が剣を手に吠える。
 相対するは豪華絢爛な絹の衣装に身を包んだ女性らしき人物、魔王ゲ・ヒオアだった。その顎は青く染まっている。

「ぐふふふふ、追い詰められたのはどちらかしら~ん? 世界を青く染めるため、勇者ちゃん、アンタの身体をいただくわぁん♡ おブスはみんなアオヒゲにしてアタシの配下、イケメンはみんなアタシがいただいちゃうのよぉおおおお!!!」

 ゲ・ヒオアはものすごい早さで勇者に迫った。剣を振り上げ、魔王を迎え討とうとする勇者ジョー。
 しかし、魔王ゲ・ヒオアがその視界から消える!

「っ!?」
「秘技ぃ、キン○マッサージ!! 昇天させちゃえばこの身体はアタシがもらったぁあ!!!」

 勇者の股間をわし掴みにする魔王。絶体絶命のピンチ……!
 しかし、勇者は余裕の笑みを浮かべていた。

「悪いな……」
「なん……ですって……!?」
「僕は……女だ!!」
「ぎぇえええええっ!? くそぁ、手が、手が腐るぅぅあああ!!!」

 断末魔の悲鳴がこだまする。

「迷える魂よ、闇に還れ! 破魔斬!!」
「あぎぃぃあぁああああっ!!」
「……むなしい戦いだった」

 魔王ゲ・ヒオアは闇に掻き消えた。この世界の平和は守られたのだ。

――完――

某所でのコメント
「ゲ・ヒオアは滅びぬ……世界に青ヒゲがある限り…………」
「いつの日か復活するであろう次代ゲ・ヒオアを恐れるがよい、毛無しの猿どもが!!」
「続くw」
「つ、続けちゃった!!!!www」


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